競輪-doにお越しいただき有難うございます。
当メディアの管理人、タツキです。
一言でいいますと、こんなにも人間味のある競技は他にないと私は思っております。
ギャンブルだろと言われればそれまでですが、本当に奥が深いスポーツです。
皆さんもご存知の通り「KEIRIN」はオリンピックの種目にもございますが「競輪」は1948年11月20日に小倉競輪場で初めて開催され日本で誕生した公営競技です。
Keirinは個人戦ですが競輪は団体戦です。
同じ地区の選手たちが「ライン」という隊列を作り様々な戦法を使い他のラインと競い合うので、強い選手が必ず勝つとは限らないのが競輪の奥深さです。
選手たちも、自分本意のレースをする選手、与えられた番手(ラインの先頭の後ろ)の仕事を確実にする選手、仲間を勝たせる為に先行する選手、たくさんの思いが入り乱れるからこそドラマが生まれるのだと思います。
お金を賭けて勝った負けたも勿論大切だと思いますが、選手の性格や戦法、駆け引きなど競輪の醍醐味を堪能して頂けたらもっと面白くなると思います。
そして競輪には競輪道といわれるものがあり、元競輪選手の後閑信一さんは「勝負師が戦う上での筋道や一貫性とマナー」、心・技・体の中でも【心】を重んじた筋道の形容詞だと答えています。
私が最近見たレースでは2020年の競輪グランプリでの平原選手の一コマです。
平原選手は先頭で逃げる脇本選手の番手で、最終2センターから踏み込んできた清水選手にたいして4角(コーナー)で逃げる脇本選手を庇いブロックにいったのです。縦に踏まずに横に動いた、もし縦に踏んでいたならグランプリ初優勝だったかもしれないのに。これこそが同じラインを組んだ選手同士の信頼関係だと思うし、この判断を下した平原選手は正に競輪道を貫いていました。
選手同士の絆を見せて頂き、お客は心を揺さぶられ、私も負けて悔い無しでした。
特に初心者の皆さんには競輪という競技に関心を持って欲しいので、私も出来る限り分かりやすく記事にして、ビッグレース等とタイミングが合えば予想もやっていきたいと思っております。
まぁ的中するかはさて置き、皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。
泥臭いほどの人間模様、友情も、裏切りも、そして光と影。
競輪 、、、奥が深いですよ!!
メッセージを読んで頂きまして有難うございました。 タツキ